分析設備の健全性の確保、分析機器の校正を行います。試料を分析する際に、測定環境を整えることは、正確なデータを精度よく得るために非常に重要な要因です。設備・装置の保守・管理を通して、分析業務をバックアップします。

加速器質量分析装置は、加速器と質量分析装置を組み合わせた分析装置で試料に含まれる極微量の同位体と安定同位体との比を測定する装置です。

炭素同位体比、ヨウ素同位体比の測定を行うほか、附属機器を含む装置全体の点検や調整などの保守業務も行っています。

核融合エネルギーの実用化に向けた研究施設において、材料研究のための加速器を使用した中性子発生装置の運転・保守を行っています。

これまでにない高エネルギーの中性子を発生させるため運転は24時間体制で行っており、実験装置そのもののほかに高圧受変電設備や空気調和設備などの点検・保守も行っています。

放射線管理区域内に設置されている電気設備や給排気設備などの運転・保守を行っています。放射線管理区域での作業は特に厳格に行わなければならず、作業手順や安全に関して十分な注意を払い作業を行っています。

分析技術の向上を目指し、理論検討、文献調査などから開始し、試験計画の策定、試験の実施、試験結果の評価及び整理までを行います。また、この技術の向上が認められた場合は、実際の業務に取り入れるための技術指導なども行います。